論文の本数2
このホームページのアクセス解析をすると、ブログの「論文の本数」の記事がトップになります。 論文の本数が気になる方が多いのだと思います。 論文の本数が多ければ優れた研究者かというとそうではないですが、目安になっているのも確かです。 Research gateという研究者コミュニティのSNSでは、RGスコアというものが表示されます。 RGスコアが高ければ高いほど、この研究者すげぇという感じで一目置かれます。 RGスコアが高ければ良いのかというのは議論があるところですが、私の知り合いも含めて、やはりRGスコアが高い研究者は優れた研究をしているなぁと思います。 私は神戸大に赴任して12年目ですが、その間、論文に対する評価は目まぐるしく変わっています。 当初は論文の数でした。 次に英語論文の数、採用された論文のインパクトファクターは幾つか、採用された論文がWeb of Scienceに掲載されている論文かどうか、採用された論文がTop10%論文(たくさん論文が引用されているかどうか)かどうか、というように変わってきました。 他の大学でも同じかもしれません。
論文の公開
修了生の周くんの修論をベースに作成した論文が、Renewable Energy誌に公開されました。 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0960148122001859 Zhou, J. and Tabata, T.: Economic, societal, and environmental evaluation of woody biomass heat utilization: A case study in Kobe, Japan, Renewable Energy, 188, 256-268, DOI: 10.1016/j.renene.2022.02.043, 2022.2.
大学院生の募集
当研究室では大学院生を募集しています。
当研究室は、ごみ、エネルギー、ライフスタイルをキーワードとした文理融合型の研究を実施しています。
災害廃棄物を中心とした防災・減災政策、防災・環境問題・エネルギーを絡めた高齢者福祉政策、SDGsの目標達成に資する都市計画に関する研究を強化中です。
もちろん、上記以外の研究も推進しています。
興味がある方は、ぜひ私まで連絡ください。 日本LCA学会誌に、当研究室の紹介が載っています。 こちらも参考にしてください。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/lca/17/4/17_246/_pdf/-char/ja 当研究科の、今年度の入試のスケジュールは以下でした(一部除く)。
次年度の入試予定はまだ公表されていませんが、概ねこのような時期に実施されると考えてください。
○大学院前期課程(修士)
推薦(2021年7月3日)、一般(2021年9月16日)
https://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/admission_master
○大学院後期課程(博士)
I期(
「気候変動×防災」~SDGsの観点からサステイナブルリカバリーを考える~
本日開催された、APN・アジア防災センター・JICA関西・兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科共催フォーラム『「気候変動×防災」~SDGsの観点からサステイナブルリカバリーを考える~』において、講演者を務めました。 演題は「SDGsの視点に立った災害に強いまちづくり」で、防災・減災に取り組むことは、SDGsの17目標の達成に強く関連するということを、お話させていただきました。
論文
修了生の周くんの修論をもとに作成した論文が、Renewable Energy紙にアクセプトされました。 六甲山の森林をエネルギー利用することによる効果を、環境的・経済的・社会的側面から分析しました。 Zhou, J. and Tabata, T.: Economic, societal, and environmental evaluation of woody biomass heat utilization: A case study in Kobe, Japan, Renewable Energy, accepted.
卒論発表会
本日、生活共生科学プログラム/生活環境論コースの卒論発表会が開催されました。 当研究室からは5名の発表がありました。 金田さん、桐山さん、田中くん、上村さん、松本くん、お疲れさまでした!
修士論文発表会
本日、生活環境論コースの修士論文発表会がオンライン形式にて開催されました。 発表者は5名、当ゼミからは1名の発表がありました。 発表お疲れさまでした!