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災害廃棄物について思うこと

災害廃棄物情報プラットフォームのウェブサイトに、和歌山県かつらぎ町で昨年11月に実施された模擬訓練の様子が掲載されています。

私は写真でお邪魔しています。


日本は各種リサイクル法の整備や(多くの自治体における)ごみ袋の有料化等の取り組みを通じて、気軽にごみを出さない環境づくりが行われてきました。

これが結果として、日本におけるごみ排出量の減少に寄与しています。


ただ、気軽にごみを出すことが難しくなった結果、不要な家財等(退蔵物)が家に溜め込まれることに繋がっているのではないかと思われます。

退蔵物は、災害廃棄物の発生源になります。

便乗ごみの一因にもなるかもしれません。


災害廃棄物の発生量を抑制するためには、発災前から、退蔵物を家に溜め込まないことが必要です。

ごみの発生抑制を推進することが大事なのは、言うまでもありません。

その一方で、ごみを出しやすくする環境づくりも、大事なのではないかと思う今日このごろです。



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