論文の本数
つくばの研究所に勤務していたとき、上司から、査読付き論文の本数は自分の年齢を越えること、1年で3本は採択されるようにすること、と言われました。
以降、この教えにチャレンジし続けています。
研究の進捗によって、年間で3本出せないときや5本くらい出せるときもあったりします。
こればかりは仕方ないので、研究者のライフサイクルを通じて、年間平均で3本以上だったら良いかと思っています。
大学生の頃、指導教員からはレベルは構わないので論文をたくさん出すこと、その中で少数であってもよいのでキラリと光るレベルの高い論文を出すこと、と言われました。
言葉のニュアンスは違いますが、指導教員も上司も同じことを伝えようとしたのだと思います。
論文を沢山出す=質の高い研究者であるとは、必ずしも言い切れないかもしれません。
でも、論文の本数はある程度の目安になることも確かかと思います。
自分の論文を読んでくれて、声をかけてくれるのはとても嬉しいです。
研究者の端くれではありますが、これからものんびり楽しく頑張っていこうと思います。